椿組2003・春 下北沢「劇」小劇場

 「春の海月」 藤井清美・作演出  

平成15年度、朝日舞台芸術賞「寺山修司賞」前期ノミネートされました。

 ★木戸銭:前売/3300円 当日/3500円 中高校生/2500円

  ★本番:2003年2月8日(土)〜16日(日)9日間(約13ステージ)

出演・鳥居しのぶ(椿組)・吉村やよひ(ひげ太夫) 野口かおる(双数姉妹)栗田かおり・長嶺安奈(椿組)木下藤次郎(椿組)・犬飼淳治(扉座)・田鹿幸太郎

水野あや・清郷流号・外波山文明(椿組)

 

「うたかたの呼吸している海月かな」 福島晶子

ここはとある海辺の小さな町の小さな喫茶店。

典子は十数年住んでいた東京からこの町に戻り、今日も大きなゴミ袋を引きずっては捨てている。

そんな典子とささやかな衝突を繰り返す妹の薫。

母のやっていた喫茶店を受け継いで経営しているのは、 なんとそんな二人の義父・洋三だ。

小さな喫茶店にさざ波のように広がる小さな波紋。

ごくごく廻りの人々を巻き込み、その波紋はやがて大きな波となって・・

そんな波音に包まれるように、それぞれの「ちょぴりの辛さ」が混ざり合ってゆく・・・。

 


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