椿 組


98冬・2作品連続公演 プロデューサー・外波山文明

「お葉といふ女」〜晴雨と夢二〜 作・佐伯俊道 脚色/演出・富岡忠文   

■下北沢 off・offシアター

〜晴雨編〜  

’98年12月15日(火)〜20日(日) 火水木金/7:00、、、土日/2:30&7:00

出演  筒井真理子・中山マリ(燐光群)・岩間沙織 佐藤 誓(花組芝居)・外波山文明

〜夢二編〜  

’98年12月21日(火)〜27日(日)

火/7:00、、水/2:30&7:00/、木/金7:00 土/2:30&7:00、、日/2:30 

出演   筒井真理子・鳥居しのぶ・浅倉いづみ 山本満太(劇団ショーマ)・恒松敦巳/外波山文明

ものがたり・・・

“まてどくらせど来ぬ人を…”の唄で知られる「宵待草」のメロディ流れるまさに大正ロマンの花咲き乱れる頃。本郷・菊富士ホテルに集う三文文土や画家たちの中に、ひときわ目立つ美少女「お葉」が居た。  藤島武二のモデルでもあったが、鬼才、伊藤晴雨のモデルもつとめていた。 そこに、竹久夢二が現れて、それぞれの人生が狂い始めて行く。ひとりの女に翻弄された二人の男、晴雨と夢二。 これはそんな「お葉といふ女」をめぐる2つのお話し。

鳥居談

「二つのお話になる予定だった。。。

まあ、よくある話。本が上がらなかったのだわ。で、鳥居達がやるはずだった夢二篇は無くなり、いわゆるダブルキャストということで晴雨篇のみになりました。で、で、なんと私の役が今まで絶対に鳥居にはキャスティングしないだろうタイプの役になったのだ。いやあ、きつかったけど面白かった。晴雨の嫁さんキセ。縛り絵のモデルをかねていた嫁さん役はやりがいあったし、何たってその語り口調や声のバランス立ち方なんかいろいろ考えることがあった面白かった。だってだって、違い有りすぎるでしょ、同じ役を燐光群の中山マリさんよお。年齢経験、どおし立って真似できないしさあ。その分いろんな意味で開き直れて良かった気がる。又やりたい作品でする。」
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